2009年 100km Walk

 
◆西村 公一(岡山政経塾 7期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「親子でサポート100キロ歩行」




親子でサポート100キロ歩行
 私の息子は中学三年生ですが、100キロ歩行のサポートに親子で参加させていただきました。息子なりに何かを感じ、何かを学んで欲しかったからです。制限時間ぎりぎりで完歩を目指すチャレンジャーに寄り添うようにしてサポートする経験などを通じて、息子は心に響く何かを感じ取った様子でした。普段はあまり口をきかない息子が、「とても感動した。自分も100キロ歩きたい。」と言ってくれたときは胸が熱くなりました。「親子二代で歩いた100キロ歩行」と言える日がくることを、今から心待ちにしています。


サポートは大変な作業
 政経塾の多くの先輩から、「チャレンジャーとして学ぶことよりもサポーターとして学ぶことの方が多い」とお聞きしていました。実際にサポートしてみて、その言葉の意味が少しばかり理解できた気がします。サポートは大変な作業でした。昨年、自分は「チャレンジャーとして歩いた」と思っていましたが、「チャレンジャーとして歩かせていただいたのだ」と気づきました。こればかりは体験しなければ理解できないことかもしれません。サポートは技術的な面も大変ですが、何よりも「他者への思いやり」が求められる作業だと感じました。100キロ歩行の合意事項に「前年度の完歩者はサポート隊で参加すること」とあるのも納得できました。


最後に

 長い距離を自己責任で歩くチャレンジャーの姿を目にすると、とても清々しい気持ちになります。このようなすばらしい機会に恵まれたことに、心から感謝しています。