2010年 100km Walk
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◆東 裕介(岡山政経塾 9期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「歩かされた」
先に申し上げますが、このレポートは私が感じた極めて主観的な極めて乱暴なレポートであることをお許しください。
私はのん気だった。
課題を設けて考えながら歩くなどと言っていたのだから。
現実は全く違っていた。予定したことなど何も考えられない、考える余裕など微塵も無くなることを知らなかった。
私の気付きは50km辺りでした。
私は歩かされている!
だってそうでしょう。これが独りで歩いているのだとしたら全員リタイヤしてますよ。
チャレンジャー、サポート隊、家族、私がチャレンジすることを知っている方、そのすべての方々の期待を裏切りたくないから、情けない自分を見せられないから、みんなから刺激を受けるから、勇気をもらえるから限界を超えていけるんですよ。
私は自分との戦いだと思っていた。自分に討ちかって成長すると思っていた。自分だけで成長できるなんて間違っていた。
みんなの声や、みんなの姿、みんなを思うことで成長できた。
あつかましいが、私がみんなを成長させているという気付きもあった。自分がみんなに勇気を与えられるなんて今まで思ったこともなかった。
一人がみんなのために、みんなが一人のために死力を尽くしている。
そんな体験、他では一生懸けても得られないでしょう。
私はこれから支え支えられ生きていきます。
100km歩行を終え、今、私はすべての人達への感謝の気持ちで一杯です。
以上
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