2010年 100km Walk

 
◆三宅 雅(岡山政経塾 5期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「振り返る」




小さき者へ  [有島武郎]

    前途は遠い。そして暗い。しかし恐れてはならぬ。
    恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ。


今年は24時間100km歩行の終盤3分の1ほどのサポートのお手伝いをさせて頂きました。現役当時から数えて5回目の参加となりますが、ゴールデンウィークのこの時期の独特の緊張感をチャレンジャー、サポーターの皆様と心地よく共有させて頂きました。

今年は特に同期の源君、木下君のチャレンジャーとしての参加もあり、彼らの再挑戦を少しでも激励すべく、早朝から駆けつけました。源君、木下君、時間内完歩本当におめでとうございました。両君の快挙に大いに敬意を表したいと思います。

今年も「100kmくん」でサポートの安全面からお手伝いをさせて頂きました。期間中多くの方々にご利用頂きましたが、例年アクセスログを見て興味深いのは、イベント終了後、1月近く散発的に「100kmくん」へのアクセスログが続くことです。その後は月に数回程度ですが、翌年まで続いているようです。

恐らく、多くのチャレンジャー、参加者が苦闘の記録を家族や仲間と、或いは一人でそっと振り返っておられるものと拝察しております。「100kmくん」については、編集機能は止めておりますが、来年まで閲覧可能ですので、塾活動の中で自身の初心に立ち返りたいと感じた時、携帯でこの記録を振り返るなど活用して頂ければと思います。

冒頭の句は最近見かけた言葉で、24時間100km歩行や岡山政経塾での学習に対する心構えを表現するに適した一句かと考え、記しました。100km歩行のコースは毎年同じですが、その途方もない距離は簡単に人を寄せ付けるものではありません。諸事こうした心構えを持ちたいと考えております。

 今年の24時間100km歩行に携わった事務局、実行委員、サポーターの全ての皆様、無事故無違反の完遂、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。例によって、この言葉で締めくくります。

  「この良き伝統が、より良く、無事息災に続きますように」


人呼んで・・・
  『100kmくん』三宅
  夜明けのおぢさんライダー(逢沢幹事はじめチャレンジャーの皆様お騒がせしました)
  走る47歳(当時)
                          拝