2010年 100km Walk

 
◆森田 明男(岡山政経塾 8期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
『待ちに待った24時間100km歩行の応援サポート』




 昨年のGWは、チャレンジャーとして歩かせていただいた。そして、今年はサポートをさせていただく側の立場で臨んだ24時間100キロ歩行でありました。昨年、多くのサポート隊の方々にお世話になった恩返しをしなければならないという想いをずっと強く持ち続けていた一年、私にとって待ちに待った政経塾のひとつの行事だったように思います。どうすればチャレンジャーの心が折れないようにサポートできるか、どのようにサポートすればチャレンジャーが単純に喜んでくれるか等々をいろいろ考えて準備をさせていただきました。

 声掛けに始まり、エネルギー補給のための飲食差し入れや汗拭き用の冷たいおしぼり渡し(これは同期の工藤さんのサポートのお手伝い)、また伊里漁港でのタイムチェックや休憩サポート、そして最後はゴール地点での迎え入れや休息サポートなど。本当にほぼ寝ずで臨んだサポートでありました。しかし、100kmのゴールを目指して痛みや疲れ、眠けと闘いながらチャレンジしている方々、また私以上のご年齢にも関わらず、ほとんど寝ずでサポートをなさっておられる事務局長、西原幹事、また多くの労をいただいたサポート隊の方々のことを考えますと寝てはいられないという心境でした。

 素晴らしいタイムで24時間完歩された方、何とか24時間以内にゴールされた方、また残念ながら途中棄権となってしまわれた方と結果だけを見れば、いろいろだと思いますが全てのチャレンジャーの方から感動をいただいたように思います。チャレンジャーの方々が極限での状況のなかで精一杯努力されている姿はとても美しく、とても逞しかったと思います。やはり前向きに限界を超えて頑張っている人は素直に応援したくなる、これが人間の持つ熱い感情なのだと思います。これからもGWはできるだけ応援サポートをさせていただきたいと思える、とても素敵な、素晴らしい岡山政経塾の行事であることを改めて実感させていただきました。このような行事を生み出された諸先輩塾生の方々、幹事、事務局長に感謝いたします。そして事故が起こらないよう何度も議論を重ね、関係方面との調整や交渉をされたサポート隊の方々、多忙ななか、合同練習などを主体的に実施された実行委員の方々、本当にお疲れさまでした。

※キリンビールの街路灯の応援メッセージですが、少し見えづらかったように思います。また来年は違う応援サプライズをご用意したいと思います。