2011年 100km Walk
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◆采女 康宏(岡山政経塾 8期生)サポート副隊長
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岡山政経塾 100km歩行レポート 2011年5月19日
「100km歩行に参加して」
○はじめに
今年で3年目を迎える100km歩行、これまでチャレンジャー、サポーターを経験させて頂き、それぞれに貴重な気づきと学びがありました。
今年はサポート副隊長として望ませて頂きましたが、全員が完歩という結果もあり、非常に充実した感動の多い100km歩行でした。
改めて、この100km歩行の素晴らしさと奥の深さを知るにつれ、ますます100km歩行に惚れ込んでしましました。今後もサポーターとして、そしてチャレンジャーとして100km歩行に携わり続けたいと思います。
○サポート副隊長として
当日私は40km地点備前体育館〜53km伊里中ローソンと91km採れたて市場〜ゴール後楽園のエリア責任者を務めさせて頂きました。エリア間を行き来し、チャレンジャーの様子を注意深く窺っていました。途中、チャレンジャーがひたむきに自分と向き合い、限界に挑戦している姿、がんばっている姿を見ているとじっとしていられなくなり、とにかく必死に声援を送りました。「がんばれ!(頼むからがんばってください!)」のワンパターンの声かけしか出来ず、申し訳ない気持ちと、何もしてあげられない自分が腹立たしく思えましたが、とにかくゴールしてもらいたい!絶対ゴールさせるんだ!という強い気持ちを持ってサポートにあたりました。自分が楽をするとゴール出来ない様な気がして、休憩は極力とらず、とにかく動き回って声をかけていました。
○チャレンジャーは素晴らしかった
今年のチャレンジャーは本当に素晴らしかったです。特に10期生は本当に団結し一つにまとまっていたと思います。自分の事で大変なはずなのに、自分を置いてみんなを元気付けようとする態度、他人を気遣う気持ちが随所に伝わってきました。
9期生も昨年のリベンジを果たすべく奮闘しているチャレンジャーをゴールさせようと最後、全員で一丸となってサポートしている姿に心を打たれました。
また、過去完歩したにも関わらず、あえて再び挑戦する7期生の方々、それぞれが持たれている思いはもの凄く伝わってきました。
外部で参加された方々、特に同期(仲間)がいる訳ではないのに、最後まであきらめずに足を進める姿に逆に勇気と元気をもらいました。本当に尊敬します。(もちろん今では同じ100km歩行を経験した、戦友、仲間です。)
本当にチャレンジャーの皆さんはかっこよかったです。
○サポーターも素晴らしかった
手前味噌ながら、サポーターも素晴らしかったと思います。波多隊長を筆頭とし、サポーターも心を一つにし、当日は大きな混乱もなく効果的なサポートが出来たと思います。
○100km歩行は修行である
今回は様々な学びがありましたが、やはり一番は「感謝の気持ち」の大切さです。
先日、大峯千日回峰行を果たしたという塩沼亮潤氏の書籍を読みましたが、氏も万物への感謝と謙虚・素直な姿勢の重要性を説かれていました。氏は千日間、合計四万八千キロの荒行中、一歩一歩『謙虚、素直、謙虚、素直』と心の中で唱えながら歩ききったそうです。100km歩行もまさに感謝の気持ち、素直・謙虚を学ぶ修行ではないかと思います。
○最後にありがとうございました
チャレンジャーの皆様、ありがとうございました。皆さんから多くの元気と感動を頂きました。そして他人を思いやる気持ち「利他」がとても大切だという事を学ばして頂きました。
サポーターの皆様、ありがとうございました。一人で出来る事はしれているけど、仲間が集まれば大きな事を成し遂げる事が出来るという事を体感させて頂きました。
最後に小山事務局長、西原幹事、今回の機会を頂き本当にありがとうございました。
以上
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