2008年6月 岡山政経塾 体験入隊 特別例会
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◆端山 英嗣(岡山政経塾 七期生)
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『自衛隊体験入隊』
はじめに
僕は、自衛隊体験入隊に行くことに関して、事務連絡等で書かれていたものしか用意していませんでした。ただなにをするのかというワクワクとした気持ちだけで、100km歩行に続いて準備不足でした。次回行く方は、まずは服装からということで戦闘服の下に着る黒いTシャツ、黒い靴下、黒い靴、腕時計を忘れずに用意しておいてください。
心の準備
心の準備は出来ていなかった。それが結論です。僕にとって自衛隊体験入隊ははっきり言って想像していたよりたいしたこと無かったです。足をひきずっていた人やしんどいと言っていた人はいたが、僕は筋肉痛こそあったが、肉体面で生活に支障が出るようなことは無かった。体験入隊を終えて、このことは一週間たった今とても考えていることです。なぜなら、怪我をするほど頑張っている人がいるのに僕にはそこまでダメージは無かったというか、「情熱」を持って行動出来ていたのか?と疑問に感じています。
生活
時間の細かさ、団体行動、普段の自分の生活では考えられないほどの厳しさで、僕がいかにだらしない生活していたかを反省した。いきなり180度生活を変えて自衛隊式には出来ないが、いつ体験入隊のような生活をしなければならなくなっても、今よりは対応出来るように日々少しずつ生活を変えていこうと思う。大切なのは続けること。
団体行動
基本教練、行進、自炊、班長を中心とした行動。自分勝手に動いていては、何も始まらないし、何も終わらない。まとまらない。その場、その場で自分が何をすべきか、何が出来るかということを考えながら行動していきたい。
友を見捨てるな!
永岑先生の講演で聞いた言葉。この言葉を体験入隊中何度も思い出した。友を見捨てるな!とは何をすればよいのか?と考えたが、個々に違う。相手の立場になって考え行動すればよいのだと思います。助けられてばかりで未熟な今の僕では困難です。「相手の立場と気持ちを察して積極的に行動する。」これはある先輩に教えて頂きました。「友を見捨てるな!」と通じるものがあると思います。今後何をするときも僕はこれらの言葉を忘れずに行動していきたいです。
最後に
僕は2日間の体験した事を具体的に書きませんでした。今回、僕は実生活との差を体験出来た事が一番良い事だったので、次回から行く方にはあえて何も知らず最低限の準備だけで行って頂きたいので書きませんでした。100km歩行では、完歩することが目的。自衛隊体験入隊については一人でうまくやる事が目的ではない気がします。全員で助け合いながら続ける事。それは、会社、家庭。様々な場で必要だと思います。自分が辛いときにどれだけ他人を思う事が出来るかだと思います。精神的にも、肉体的にも100km歩行とは違った体験を出来た事を感謝しております。
今後、7期生全員で「協調」していけるように「情熱」を持って行動していきたいです。
日焼けして顔を真っ赤にしながら見守って頂いた小山事務局長、一番楽しみながら笑顔で写真を撮って頂いた山田OB会長、7期生幹事として働いて下さった多賀さん、富田さん、難波さん、西江さん早くから準備して頂いてありがとうございました。
自衛隊日本原駐屯地の皆様ありがとうございました。
岡山政経塾 7期生 端山英嗣
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