2010年6月 岡山政経塾 体験入隊 特別例会
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◆長野 政治(岡山政経塾 九期生)
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『自衛隊体験入隊での学び』
1、はじめに
この自衛隊体験入隊という貴重な経験をさせて頂き感謝いたします。第十三特科隊の方々をはじめ、岡山政経塾の皆さまに敬礼。
2、入隊前の心境
まずカリキュラムを確認、事前課題に取り組む。しかし今までに考えたこともない事だったので戸惑いながら作成する。林間学校に行く気分でドキドキしていました。
3、入隊初日
基本教練に始まり矢野中隊長の講義、講義を受けた後の防衛問題についてのディスカッション、どれも貴重な経験でした。中でも、矢野中隊長が、優しい澄んだ目で「国の為、国民の為なら命をかける」と言う言葉に心を打たれました。
4、懇親会
懇親会が始まると自衛隊の方々は一転して、とても明るく、ただの優しいお兄さんになっていました。とても有意義な楽しい時間でした。
5、入隊二日目
朝の点呼から始まり体力測定、戦車試乗、特科の陣地占領、防衛講和を行いました。中でも、特科隊の方々の連帯感には圧巻されました。協力して大砲を組み立てるスピードは素早く、一人一人が役割をこなす姿は惚れ惚れしました。
6、終了報告、離隊
やっと終わった、という気持ちにはなれず、もっと知りたい、もっと学びたいという気持ちになりました。
7、まとめ、学び
生まれて初めて国家の事について、防衛について本気で考えさせられました。まず、他国に比べての危機管理の薄さ、知識の無さを思い知らされました。それに加え今、この日本が抱える様々な問題は私たちの世代が直面する事柄になりそれを解決していくも自分たちなのだなと再認識させられました。入隊前の自分と今の自分が大きく成長できた点はこのような事柄を考える事のできる国民になれた事だと思います。
8、最後に 今、あらためて思うこと日本人に生まれてきて本当に良かったなと思います。平和な国を創ってくれた先人に感謝し、この幸せな国を存続させて行く為に考えるだけでなく、何か行動を起こしていくことのできる国民になっていくことを目標にしていきたいと思います。
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