2012年11月 岡山政経塾 体験入隊 特別例会

 
◆藤田 法宏(岡山政経塾 十一期生)

『体験入隊を終えて』




はじめに

 今回の自衛隊体験入隊に参加するにあたり事前課題に取り組んだ際、国家目的、国家目標など、普段考えたこともないテーマだと感じました。
 併せて、普段日常生活の中で個人的には触れ難いと感じている自衛隊に、体験ではあるものの入隊する意味を考えながら参加しました。


意識改革

 日本原駐屯地に到着し、まずは基本教練から学びました。教わった通りにやっているつもりでも上手くいかず、改めて隊員の方々の所作を注視してみると「美しさ」すらも感じさせる、機敏でしなやかな動き、基本教練一つをとってみても日々の鍛練、意識の違いを感じました。
 次に精神教育、グループ討議では国防、安全保障の現状等を学び、事前課題を基にデイッスカッションをしました。
 それぞれが思う言葉の定義、解釈の違いを集約するのが非常に困難なこと、自分の事前準備不足を再確認しました。
 二日目の体力測定では軒並み低水準な数値を叩き出し自分の体力の現状を思い知ることになりました。


まとめ

 今回の自衛隊体験入隊の単元全てで、広義での現状を再確認することになり、自分の中での意識の変化を感じています。
 こういった機会を与えて下さった岡山政経塾関係者各位、並びに陸上自衛隊日本原駐屯地の方々に感謝します。
 この経験を今後に活かしていかなければと考えています。