2005年 直島特別例会
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◆小坂 和也(岡山政経塾 四期生)
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直島特別例会レポート
はじめに
私にとって初上陸となる直島は想像を越えたどこにもない素晴らしい空間でした。
直島例会終了後、岡山に帰って3日後にはまた直島に行きたいという想いが膨らみ、会う人には「直島はスゴイよ!!」と言いふらすというナオシマ・ジャンキーになってしまいました。
数々のアート達
@ 南寺の闇
目を開けても閉じても真っ暗闇という恐怖、そして徐々に見えてくる人影。
真っ暗闇の中では何をしてもバレないな、などと不謹慎な思いが頭をかすめました。
真っ暗闇は人間の本能を目覚めさせるのだろう。
A モネの白い空間
モネの絵画とあの白い空間に「天国の入口」という言葉が浮かんできました。入口の右のベンチと小さな大理石が敷き詰められた床の冷たさは全身をリラックスさせてくれました。いつまでも浸っていたい空間でした。
講演
@ 福武幹事
毎回福武幹事から刺激を頂き、又、自分の小ささを反省させられる事ばかりです。今回も福武幹事から数々の宝物を頂きました。
・ ベースなる考え方を持つ事が必要である(ベースがはっきりしていれば、今後大きくブレる事がない)
・ 世の中で全く変わらない物は水平線である(今流行している物は次の世代が粉々にする)
・ 自分が感動する物、自分が生きている事が実感できる物を見つけなさい
・ 自分のよりどころになる物を見つけなさい
などなど今後の私の人生に大きな指針となりました。
A 村尾教授
以前から小山事務局長や先輩塾生から名前を聞いており興味があったので、図書館で本を借り、当日朝までかけて3冊読破して講演に臨みました。(おかげで睡眠時間は2時間で直島例会に参加しました)
講演内容は本に書いてある内容とほぼ同じでしたが、村尾教授の人を引き付けるパワフルなトークに魅せられてしまいました。今後も注目してゆきたい魅力的な方です。
懇談会・二次会
幹事・講師の方々、松下政経塾の方々、先輩・同期の皆さんと本当に楽しい時間を共有でき嬉しかったです。
自分の年齢も忘れ、夜の海に飛び込んでしまいました。(パンプキンのオブジェの横から同期のR姫と手をつないで飛んだ瞬間、空中でここで死んだら美人妻はあきれるだろうな、という想いが頭をよぎりました)
分科会
私は以前から希望していた「観光」を選びました。どのようにして岡山に多くの人達に来て頂けるかを考えていましたが、福武幹事より「量ではない、質だ」とバッサリ切られ、また「自分達らしい物を発表しなさい」と指摘され、小手先の技に走り、熱い思いを表現しなかった私は恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。もう一度原点に戻り、熱い思いで分科会に取り組みます。
まとめ
数々の濃密な出来事があった2日間でした。幹事・講師・事務局・塾生すべての方々に本当に感謝しています。
今から申し込みます。来年の直島例会も参加します。
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