2005年 直島特別例会
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◆沢良木 敦(岡山政経塾 四期生)
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2005年8月6日 直島合宿レポート
1、美術館について
「今まで観たことのない美術館」だった。
現代アートを私はある種軽く見ているところがあり、今回のガイドの方の説明で、見方、考え方、感じ方が変わりました。近代の絵画などには無い、現代の諸問題を含んだ視点からの作品に感動を覚えました。
2、講演について
「すべてにおいて深すぎる講演」だった。
翌日の豊島見学からもニュースで数秒報道されるだけのことも、その裏では大勢の人の一生を左右し続ける。
自分自身に降りかからない限り、皆知らん顔をする。自分が出したかもしれない、循環して自分が恩恵を受けているかもしれない。けれど、直接の影響が無ければ、遠い島の話として無責任になる。では、何かしよう、何かしなければ、と思いはするが、大きい話なのでできない。一人一人が小さなことからコツコツ努力し、よりよくすることを環境問題などの解決策として求めるが、結果を見たことは私は無い。豊島問題などの環境問題を考えるにしては一歩踏み出した程度なので申し訳ないですがこの程度です。
村尾教授の数字で語るのは、なかなかわかりやすく、かつ今後どのような分野に力を注ぐべきかを考えることができる契機を頂きました。
ただ一言言わせてもらうならば、翌日にお話しされた「川を遡って海を渡る」というような調査をして、上司に報告するというのについて、調査し、報告した後、結局どう動いたのかが示されなかったのが引っかかりました。
報告を求めるのであれば、結果をリターンすべきであるはずなのが、行われなくなっているのに虚しさを感じます。
今後、政経塾でもアンケートを取って、集計したりするでしょうが、私は少なくともその結果を書いてもらった方に公表できるようにしたいと思います。
以上
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