2005年 直島特別例会
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◆高田 裕司(岡山政経塾 四期生)
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『直島例会』
1泊2日の直島合宿は、見るものすべてが新鮮で驚きに溢れていました。
まず、島に上陸すると島のあちこちに点在するアート作品やオブジェの数々。それらはまるでかつてそこに未知なる文明が存在し我々に何かを語り掛けてくるかの様でした。
また、ベネッセハウスや地中美術館、家プロジェクトのアートは幻想的で現実世界とは違う異空間にいざなわれるかの様な感覚にとらわれました。
翌日に訪れた豊島では不法投棄されたゴミの現状とその処理工程を視察しました。そのゴミの量や処理にかかる時間や費用は想像をはるかに超える凄まじいものでした。
「アートサイト直島」「産廃問題」それらはまったくかけ離れた明と暗のような存在でありながら、我々の生活と表裏一体で存在している様に感じました。
話には聞いていても、実際に観て・触れて・感じるとこんなにも感動や驚きを与えてくれるものがこんなにも身近にまだまだあるのだとあらためて実感しました。
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