2005年 直島特別例会

 
◆中村 功芳(岡山政経塾 四期生)

直島例会について



 直島例会では寺田さんと永野君と3人で幹事の役目をさせて頂きました。本当にハードでしたが、とても充実した2日間となりました。とくに同じ幹事役の永野君には率先していろいろとまとめて頂き感謝しています。無事、成島例会を終えることが出来ましたのも小山事務局長や政経塾幹事の皆様と1期〜3期生の皆様のおかげだとおもいます、どうもありがとうございました。
 直島例会のまとめは4人の講師の皆様の感想にしたいと思います。

(1) 香川県議会議員 石井 亨 先生
 とくに石井先生の講演で心に残っている言葉は、「豊島には自治がある」です。島民のみんなが島のことを自分ごとと考えて生活している事は、住みやすい町の条件としてはなくてはならない本来のあるべき姿と思いました。また、そうなる為にはどうしたらよいのかを深く考える機会となりました。町の住民が町の事を考え自ら行動するのに、いつからか他人任せにしがちになってしまったのか、また何が原因なのか考えさせられました。やはり自分の町は自分がよくしたい自分の為に自分でやるそう決意したきっかけになりました。

(2) 岡山政経塾 福武 総一郎 幹事
 福武幹事からいつもお聞きしているのは「夢さえあればなんでも出来る 志があれば何でも出来る」、私も明確に夢を持てば一つ一つ実現していく事にさらに自身が持てるようになりました。自分達の地域を自分達の手で実現したい、その為には傍観者になってはいけない、力を発揮し、本当の意味で地域に役に立つ人に改めてなりたいと思いました。

(3) 関西学院大学 村尾 信尚 教授
村尾先生のお話でレイチェル・カールソンのお話がありました。それは、ちんもくの春で《知ることよりも感じる事が出来る方が大事》何気ないようでとても大切な事だと感じました。それとまず実践してみようと思ったのは、自分の言いたいことは数字で書く、データにして書く事を教えて頂きました。ある程度数字のある仮説を立てて、歴史をさかのぼる、世界と比較する事が大事と言う事も勉強になりました。

(4) 衆議院議員 加藤紘一 先生
  日本の財政状況を詳しくわかり易く教えて頂いたのと郵政民営化が否決されると解散総選挙に100%なる言われていたのを思い出します。それとアジアでリーダーシップを取っていくにはどうあるべきか、またどうあらねばならないかそのようなお話を頂きました。

 最後に同じ4期の皆様と一緒に貴重な時間を共有できましたのは一生の思い出となります。本当にありがとうございました。