2006年 直島特別例会
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◆多賀 伸一 (岡山政経塾 五期生)
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直島例会レポート
初日
普段の忙しい生活を離れ、直島という自然の中に、心と身体を預けることで得られる「ゆとり」 直島にきて本当に良かったと感じました。
自分の住む井原にも自然は豊かに在るはずなのに「ゆとり」を持った生活が、ほとんど出来ていない現実をとても残念に思いました。
また、その自然と融合した現代アートが発信するメッセージ、さらには、直島全体が発信するメッセージの大きさに圧倒され、今の自分の小ささを改めて痛感しました
二日目
直島に程近く同じ瀬戸内海にある豊島
産廃問題は、その事件があった事、自分の住む町のすぐ近くで起こっていた事、その程度の認識しかありませんでした。
しかし、実際の現場を見、その上に自分の足で立った時、その問題の大きさに驚き言葉を失い、どこか自分には関係のない事の様にさえ考えていた自分を、心から恥じた瞬間でした。
この問題に人生をかけてこられた安岐氏の言葉の一言一言が訴える力は、想像をはるかに超え。今までに感じたことのないものでした。
最後に
この二日間の合宿を終えて、率直な感想は
「自分のキャパを超えていて、消化不良」です。
実際に触れ、感じ得る事の大切さを学びました。またその事で、自分の思慮の浅さ、人間としての未熟さを感じました。
安岐氏のように、自分の発する言葉が力を持ち、ひとの心を動かすことが出来るように、日々研鑽を積んでいきたいと思います。
最後に、様々な気付きを与えてくれた方々・物・自然に、心から感謝致します。
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