2007年 直島特別例会
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◆中野 浩輔(岡山政経塾 六期生)
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直島合宿レポート
「思考は現実化する」
内容のとても濃い2日間が終了した。今回の直島合宿1日目、まずは家プロジェクトの見学。ベネッセハウスに移動して美術館を鑑賞。その後地中美術館を見学した。
素直に感じたことはどうしてこれほど凄いものが直島にあるのか。
私は本当に宇野港から目と鼻の先の直島にいるのだろうか。軽い眩暈を感じた。
午後の福武幹事の講演を聞かせてもらって私の全ての疑問と違和感は解消された。
今の日本の状況はどうか、地域作りが大切なこと、教育の重要性のこと。
福武幹事が熱い思いと志を持たれて何年も何年も行動された結果が自分の目の前に開かれていた。
思考は現実化する。思いと志を持ち続ければ必ず何かが変わる。
人が変わる、風景が変わる、街が変わる。
聞いていて鳥肌が立ったのは、その目指すステージの高さ。
日本一では駄目である、世界を目指さないといけない。
私はあるポジションで日本一の歯科医院を作ろうと思いを持ってはいるのだが、そのステージが限りなく低く感じられて恥ずかしくなった。
こんなステージの低い私が一番感銘を受けた言葉。
「海外に財を成せ。そして日本が駄目になった時に日本買いをしろ。」
「華僑でなくて和僑になれ。」
ここ数年の円安を大きな危機感と感じていた私は海外に財をなすことを決断した。
私は和僑になる。歯科医師として岡山という地域に密着しながら和僑になることは困難であろうか。いや困難ではない
なぜなら思考は現実化するからだ。
今回の直島合宿では豊島の産廃場の見学や、北川フラムさんの講演や、石井亨元県議の講演も素晴らしく感銘を受けた。
しかし一番私の心を打ったのは福武幹事の話だった。
この熱い思いを持ちながら8月にはシドニーを訪れたい。和僑を目指すために。
福武幹事を始め、講師の先生方、小山事務局長、今回参加された岡山政経塾の先輩の方々、同じく松下政経塾の方々、また今回お世話になった全ての方々にお礼を述べたいと思う。本当にありがとうございました。
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