2003年 直島特別例会
|
|
◆栗尾 成洋(岡山政経塾 二期生)
|
直島例会レポート
私は直島例会に例会担当塾生として関わり参加しました。学ぶことは多くあった例会だと思いますが、例会担当としての立場から直島例会を見ていきたいと思います。
準備について
私は偶然直島例会担当となり、垰さん妹尾さんとともに数回ミーティングを開いてきました。しかし、小山さんの指摘にもかかわらず、予定・準備が遅くなり、吉田監事・ベネッセハウスの笠原さん、水野さんその他多くの人に迷惑をかけてしまいました。
準備の段階で必要なことは、どのような例会にしたいかという気持ち・発想(理念といえるかもしれません)だったように思います。直島というところで、どのような学びができるか。初めて分かれることになる分科会では、幹事・松下政経塾生・1期生、それぞれの方が参加される中でどのように効果的にできるか。残念ながら、自分にそれが足らなかったことが、準備の遅れや当日の手配の悪さに影響があったように思います。
当日のスケジュールについて
7月12日。朝8時に宇野港集合、その後、予定がぎっしりとあり夜の夕食懇談会まで。講師の方々の話はどれも興味深く、3人が同じような視点から語ってくれたように感じ、大変実りある1日だったように思います。しかし、このぎっしり詰まったスケジュールの中、自分は時計の時間ばかりを気にしていたように思います。
7月13日。こちらも時間についてですが、初めて分科会ごとに分かれて話をするのに、1時間30分は短い時間だったように思いました。また、昨日の石井先生の講演を受けて、昼食時にベネッセの笠原さんが直島で処理する産業廃棄物のことについてお話していただくことになったとき、昼食の時間をそれに当ててしまったことが参加者に対しても、笠原さんに対しても失礼になったように思えました。笠原さんのお話を聞いているような聞いていないような雰囲気になってしまったことは、周りを見渡しながらショックでした。
それぞれ、講師の方のスケジュールに合わせた時間設定だったとはいえ、その後の予定に若干ずれ込む時間設定は良くなかったかもれないというのが自分の反省点です。
また、松下政経塾生にも名札をつけてもらえれば、よりよい交流があったかもしれないとも思いました。
まとめ
直島例会に担当として参加できたことは自分にとって幸運だったと思っています。心に残った出来事も、例会担当としてのほうが多く感じます。参加者とは異なった目で直島例会を見ることができたのではないかと思います。
私はこのレポートを、直島例会の感想ではなく、担当としての反省として書きました。これは先ほど書いたとおり、担当としてのほうが心に多く残っているというのもありますが、このことを次の例会の材料にして頂いて、より良い塾になるのではと思っています。
|
  |
 |
|