2010年 直島特別例会

 
◆藤井 勲(岡山政経塾 七期生)
松下政経塾・日本青年会議所・岡山政経塾  直島合同合宿レポート
  『清水先生と村田先生の講演を聞いて思うこと。』


 「情報発信」。この言葉が清水先生と村田先生の講演から出てきた。
 清水先生はCO2排出の半減目標実現のため、早く世界に電気自動車を広めることを第1に考え、惜しみなく技術を提供していくこと、情報発信をしていくことを決められた。
 村田先生はこれからの日本がめざす、「National Identity」として「経済」「軍力」「文化・情報発信力」の発展、向上をあげられた。
 また、「成長し続ける要素」として、村田先生は「技術革新」「人材」「寛容性」を説明された。
 情報発信はその情報を大切なものと思い、その効用を誰よりも理解している人がいないと発信できないと思う。
 清水先生は技術者であるが、併せてすばらしい経営者になれる人材だと思えた。
 そして村田先生は教育者の責務として「人材育成」の重要性を感じられていた。
 「地域で活躍する人材」、「国際的に活躍する人材」。いろんなレベルで活躍できる人材が必要だと村田先生は話された。

 この2つの講演を通して、改めて岡山政経塾の設立趣意書に目を通した。
 「岡山政経塾生には岡山の未来を創造していく志と気概を持ち、困難に立ち向かう努力を持ち、勇気を持った者が入塾できる。そして、自らを高める努力をする人、自ら研鑽する自立した人が有意義な時間を持つことができる。」
 地域が望む「人材」になれるかどうかは分からないけど、入塾時の決意を忘れず、これからも研鑽を重ねていきたい。

                                以上