2010年 直島特別例会
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◆三島 聖子(岡山政経塾 八期生)
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松下政経塾・日本青年会議所・岡山政経塾 直島合同合宿レポート
『直島特別例会に参加して』 2010年7月27日
『聞く・見る・体感する』を目的とし例会に参加。初めて直島へ渡ることになった。講師の方々の講話、松下政経塾・日本JCの方々などの新しい出会いを考えると、抑えきれないほどのワクワクした気持ちで当日を迎えた。
直島へ到着すると、町並みの風情とアートに触れ、期待以上に気持ちは一気に上昇した。
【学び】
講話を聴いて私は、日本の未来の「明」と「暗」を強く感じた。「暗」だけを考えると誰もが不安になってしまうだろう。しかし、何が駄目で何をしなければならないかということが1つでも分かっている今、一人一人が原点に戻り、一人一人が出来ることから取り掛かる。人を思いやる気持ち、自然を思いやる気持ち、全てのものを思いやる気持ちを一人一人が持つことで、未来はとても明るいものになると思う。
そして、何よりも自分自身に問いかけ、学びを得た言葉が3つあった。
1.『指導者に求められる資質:人間観〜人間を知ること』である。
@人情の機微をしること
A「やってみせて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かぬ」
B「長所を見る力」それをどう活かすか!
C「この人のためなら」と思わせるとは「何か!?」
2.『経営者が持つべき要素』である。
@共感を得られる「理念・哲学」
A「現場」で人、現実を知る
Bやり切る「覚悟」
3.『政治家(経営者)が必要な事』である。
@スケジュールを管理、把握出来ているかで大きく変わる
A管理、把握する事でスケジュールを把握する事が出来る
B今日、明日またはいつまでに何をしなければいけいと分かり動くこと
この3つの言葉で共通していることは「経営者・指導者にとって必要なこと」であるが、経営者・指導者でなくても社会であらゆる価値観を持った人と共に生活していく中で必要な事ではないだろうか。
人は決して一人では生きてはいけない。互いに人間観を持つことで強い力となり、一歩一歩前へと進み、成長できるのではないかと私は思う。
【現代アートに触れて】
その時の自分の感情、一日の時間帯、一緒に過ごす人などで現代アートの見え方・感じ方はそれぞれ違いがあるのではないだろうか。
アーティストが何を伝えようと思い、作品がつくられたかという事は正直まだ分からない。
ただ、自分のその時感じた直感でものを見・感じる事が出来たのではないだろうか。そして直島の魅力に心奪われた私は、これから何度でも足を運んで、その時々の直感で現代アートを感じたいと思う。
【最後に】
このような機会を与えてもらったことで、新たな自分発見や多くの学びを得ることができたことに心から感謝します。小山事務局長をはじめ、岡山政経塾の皆様、松下政経塾の皆様、日本JCの皆様、直島合宿に関わった皆様、本当に有難うございました。
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