2010年 直島特別例会
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◆清水 睦代(岡山政経塾 九期生)
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松下政経塾・日本青年会議所・岡山政経塾 直島合同合宿レポート
『五感』
視覚+触覚
ベネッセハウスミュージアムにあった大きな石で出来たソファー
石は重くて硬いイメージですが、寝転がってみると柔らかく包まれている気分になりました。人で例えると、意志は固いけど、柔軟な性格を持ち、広い心で人を包みこめる人。
一般的な美術館は決められた箱に順序良く飾られていますが、迷路みたいな美術館の中に、コンクリートの打ちっぱなしの壁は冷たさを感じさせず、私達が歩いている場所が地下だという事を忘れさせ、自然光がいっぱい詰まったアートの中にいると落ち着きました。6度傾いた壁が構造上の理由だったとしても私には、「当たり前って何?正しいって誰が決めたの?自分で考えたら?」と言われている気がしました。
聴覚+視覚
岡山政経塾に入るまでは、興味を持ったことがないお話はただ聞くだけ、もしくは聞いているふりをしていましたが、先生方の方を向いて話を聞いていると想いや伝え方や聞き手の聞き方に考えさせられました。先生方の方を見てお話を聞いていると、少しずつ話の中に入り込んでいました。岡山政経塾の例会に参加していると、どんどん時間が過ぎるのが早くなっているように感じます。
味覚+嗅覚+聴覚+視覚+触覚+人
レポートを書こうと思って思い出すのは、つつじ荘の方が作ってくれた朝ご飯を皆で食べた事。波の音を聞きながら、お話をした事。自然の中での草むしり。頭で分かっていたつもりでも、実際外に出て、色々なものを見たり聞いたり触れたり経験する意味、そして人と接する大事さを体で感じる事ができた2日間でした。
1年前の皆既日食の日に直島に行って以来、2度目の直島でした。
1度目は友達に誘われ無知のまま行った直島も楽しかったのですが、今回お話を聞き考えさせられた直島・説明を聞きながら回ったアート見学は、もっと楽しかったです。3度目は直島に行きたいと言っていたお母さんを誘って行きたいと思います。
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