『豊後高田市レポート』
真鍋智也 (岡山政経塾 15期生)
初めての豊後高田市、片道6時間を車で訪問するというスケジュール。せっかく行くのだから何か一つでも、身につけて帰りたいという思いで臨みました。事前に拝見した豊後高田市のホームぺージではさまざまな情報が載せられてあり、中でもライフシーンから検索ができるようになっており、育児をがんばる。結婚します。教育のこと。高齢になりました。婚活に励む。など市民のライフステージに合った疑問に解決しており考えてホームページも作成しておられると感じました。
教育のまち 豊後高田市教育委員会
まず冒頭に豊後高田市がNHKで取り上げられたときのビデオ見ました。武田鉄也と井上洋水の娘が出演しており、教育をテーマに豊後高田市が取り上げられていました。学力テスト県内ワースト2位からトップクラスに押し上げた豊後高田市。土曜日講座に夏期講習、そば打ち教室まである「学びの21世紀塾」という公営塾を開講。講師は学習塾関係者、OB、地域の方を講師とした無料の授業をしているとのこと。なんと豊後高田市中学生の9割が参加している。学校・地域保護者が連携して成り立っている。
また教育ビジョン「夢を描き、実現できる子供の育成」を目標に2030年を予想し、グローバル化が進む中で汎用的能力を身につけ臨機応変に対応できる力磨き続けるという取り組みも非常に共感できました。他にも、子育てを応援するために、豊後高田市ではスマートフォン向けアプリ、「豊後高田市子育て応援アプリ」を無料で配信しており、現代のお母様方のニーズに合わせた取り組みもしておりすばらしいと感じました。
終わりに
教育に真剣に向き合い、今も新しい取り組みを続けている豊後高田市。岡山の教育を考えるに当たっても見習うことはたくさんあると感じました。今回すばらしい講義をしてくださった豊後高田市教育委員会の皆様、このような機会をくださった小山事務局長。雨の中長時間運転してくれた15期の同期に感謝します。