2017年11月 
 豊後高田市(まちづくり・教育)現地視察

心をひとつに
子ども・保護者・行政が目指した教育
「教育のまち・豊後高田市視察」

中山真里 (岡山政経塾 16期生)

はじめに
豊後高田市・・・。私は、初めて耳にしました。
「教育」、未来を担う子どもたちが、よりよい社会を、作って行けるように取得する、生きるための手段。
 教育のまちと呼ばれる「豊後高田市」がどのような取り組みをしているのか、子どもを持つ母親として、子どもと関わる仕事をしている一経営者として大きな期待に胸を膨らませ新幹線に乗り込んだ。

1.湯布院視察
初めて訪れる「湯布院」の町。高い木がなく、緑に覆われている「由布岳」は、とても印象的でした。
 温泉街は、観光客で大変賑わっており、特に韓国人が多く見られました。値札や説明文は必ずハングル文字の表示がついていました。 
お店に並ぶ商品は、ありとあらゆる種類があり、お店によっては「ドンキ・ホーテ」のようなところもありました。(少し残念でした。)
泊った旅館は小さいながらも、とても清潔で木の香りがする素敵な旅館でした。16期の間野さんと一緒に1時間以上露天風呂でガールズトークに花が咲き、お肌はつるつるになったのですが、指先はふやけてしわしわに・・・。
また、行ってみたいな。勇気とお金をお持ちの男性がいたら是非お声掛けください。「Yes」以外の答えは持っておりません。


2.昭和のまち視察
昭和の時代をそのまま生かした、商店街。懐かしい電化製品や、看板ポスターがいたるところに見られ、「懐かし~!」「これ、あったあった!」と、思わず歓声をあげてしましました。
童心に返って昭和のまち博物館で、駄菓子を物色したり。外にある竹馬や三輪車に乗ろうとしていた、春○さんのことは、内緒にしておきます。
私の良く知る商店街と違うところは、店の前を通る人に「こんにちは~。」「ど~ぞ。入ってみてってください。」と、必ず声をかけるところでした。
商店街ならではの、地域の人と人のコミニケーションがこんなに商店街の雰囲気を明るく元気にするのだと思いました。
また、行ってみたいな。勇気とお金をお持ちの男性がいたら是非お声掛けください。「Yes」以外の答えは持っておりません。



3.教育のまち豊後高田市
 視察本題の「豊後高田市」の公民館にて、豊後高田市教育委員会教育長の河野氏の話しを伺いました。
 「学びの21世紀塾」は、地域・保護者・子どもたちが、学力向上という目的にベクトルを合わせ心をひとつにした取り組みで「英会話教室」「土曜寺子屋講座」「パソコン講座」「そろばん教室」「少年少女合唱団」など、土曜日を有効活用した取り組みを始め、週に3つ選んで学べる、子どもたちが意欲をもって学習に取り組めるような仕組みづくりは。
 また、文部科学省の畑生さんや内閣官房の武田さんのお話も伺え、豊後高田の教育スタイルを全国各地が参考にして、子どもたちに豊かな社会をバトンできるといいなと思いました。
 この事業に掛かる年間の予算は2400万円と聞き、驚きました。2億4千万円の間違いではないかと思いませんか?。
 これだけ教育環境が整っていれば、子育ては豊後高田市がいいですよね。
 岡山はなぜしないのか?という思いを強く胸に抱いています。

終わりに
 今回訪れた、豊後高田市は、2017年度第5回日本「住みたい田舎」総合部門第2位。シニア世代部門では、第1位となっています。
 毎回、視察に行って思うのですが、こんなに素晴らしいお手本があるのに、何故、岡山は真似をしないんだろうか?

 誰もが住みたくなる。そんな地域をづくりを目指す岡山にしていきたい。

今の私に何ができるのか、日々自問しています。


今回もまた、貴重な体験ができました。
昭和の町のカフェでのご主人が
最高に良かったです。
来年もまた行きたいと思う
豊後高田市視察でした。