2016年9月 
 自衛隊生活体験入隊

『自衛隊生活体験入隊レポート』

真鍋 智也 (岡山政経塾 15期生)

はじめに
今回の、陸上自衛隊日本原駐屯地での生活体験入隊を通じて、日頃のサラリーマン生活では決して体験することのできない貴重な体験ができました。また今まで考えていなかった、日本の安全保障について、危機管理について学ぶことができました。

生活体験入隊
まず日本原駐屯地で行ったことは、寝床の確保。テント張りでした。外で寝ることを予想していなかった私は唖然としました。テント張りで一番に注意を受けたことが、見た目を綺麗にすること。テントの縦、横をそろえることでした。イラクへ日本から自衛隊派遣があった時、日本のテントがまっすぐ整った状態で建てられていることに外国の自衛隊隊員は驚かれていたとのことです。

午後からは一番楽しみにしていた戦車への乗車体験がありました。戦車を目の前にすると存在感、威圧感に圧倒されました。さらに戦車が動き出すと、そのスピード、振動に驚かされました。これが戦場では殺人兵器として何台もが使用されていると思うと、恐怖から悲しい気持ちにもなりました。

翌朝は5時に笛の音で起床させられ、突然10キロの荷物を持たされ、歩行訓練10キロがありました。これは日頃の運動不足が際立ち、全身筋肉痛になりました。しかし実際の訓練ではこれの何倍もの重さ、距離を歩く訓練をするとのことでした。

グループ討論では15年後における日本の国家安全保障戦略についてSWOT分析の要領を用いて考察を行いました。日本の強み、弱み、機械、脅威を考え
準備と、外交問題に対する意識が低いと感じ、勉強が必要だと感じました。

終りに
一泊二日と短い時間でしたが、日頃決して体験することのできない貴重な体験ができました。休みにの日にもかかわらず、ご協力いただきました、自衛隊第13特科隊の皆様有り難うございました。