2019年度 第十八期生 塾生一覧

▼岡山政経塾 2019年度 第十八期生塾生名▼
大倉 淳平 岡田 康男 香川 一美 木下 仁志
黒田 新士 新屋 理沙 林 豊 樋口 豊
松本 岳史 山本 瀧湖 和田 万里奈
大倉 淳平
18期生の大倉淳平と申します。昨年の7月より自分で事業を始めました。そして社会に必要とされる会社にしていきたいと考えています。私は今年で40歳となり人生の折り返し地点となりました。これまで人間とは、人生とは、などいろいろなことについて自問自答を繰り返していました。結局、守るべき者を守り、社会に貢献し、よりよい社会を子供たちに残すことが生きる意味だと感じました。そういう想いの人が集まるところが岡山政経塾だと思い、思い切って入塾しました。私は、伝統があり、勤勉で利他的な国民性を持った日本に生まれてきたことが幸せです。先の大戦で国の威信を守るために亡くなった方々、それから戦後復興により先進国まで登りつめた日本人に誇りをもち、日本が好きになればおのずと社会がよくなっていくようにも思えます。そして一人でも多く伝えることができるよう手本になるように生きていきたいと思っています
岡田 康男
18期生の岡田康男と申します。少子高齢化は今に始まったことではありませんが、製造業に従事している私にとって、一番身近に感じる問題が人手不足です。国が進めているAIの活用や、海外労働者の受け入れも人手不足を補う為の手段だとは思いますが、私はこの方法に対し懸念があります。それは日本の凋落に繋がるとの思いからです。日本製品の品質や精度に関しては、今でも海外からは高く評価されていますが、もし海外労働者がAIを使って製造することが一般的になってしまった時に、果たして今まで通り海外の人々は日本製品を買ってくれるでしょうか?資源の無い日本が経済大国になれたのは、徹底したものづくりを続けてきていたからこそ、世界から高く評価されてきたのだと思います。その職人ならではの技術は、日本の宝であり未来なので、一つでも多くの技術を後継者たちに伝えていくために自己研鑽に励みます。何卒、一年間宜しくお願い申し上げます。
香川 一美
18期生の香川一美と申します。「遅咲きの/桜の花に/我重ね/今が時よと/誘う春風」岡山政経塾を知ってから14回目の今春にやっと入塾が叶いました。遠回りをしたのではなく、ここに辿り着くために自分にとっては必要な期間だったと思いたい。私は、心身の健康の増進に欠かせないだけでなく精神的な豊かさももたらす「食を通じたコミュニケーション」に興味があり「こころとからだと食のつながり」に注目します。単なる料理教育ではなく食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育をする『食育』について研究・実践していきたいです。同時に人体図鑑の中にも表記がない『こころの場所探し』も続けていきます。まわりの意見に素直に耳を傾け視野を広めつつも、自分らしさを見失わず自信を持って取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
木下 仁志
私の仕事は労働安全衛生管理を担当、社会福祉関係のNPO法人で理事補佐をしています。私には「生涯現役で社会と人の役に立ちたい」という究極の目標があり、その目標に向かって前向きに取り組んでいます。その一環として、今回、岡山政経塾へ挑戦することにしました。岡山政経塾で、政治・経済・文化・芸術など多岐にわたる分野についての知識を深め、感性を磨き、よりバランス感覚の長けた、物事の本質を見極められる人間になることができる、と信じています。そして、その目標を実現するために、今やっている仕事やNPO法人を有効活用していく手段を見つけます。私は挑戦するに当たり、非常に気持ちが高ぶっています。全てのスケジュールに参加し、自衛隊の体験入隊、直島や犬島、丸亀町商店街の現場視察、各分野で活躍されている講師の方々の話や小山事務局長や塾生のみなさんの話を聴くことが楽しみです。ひと回りもふた回りも成長できるよう頑張ります。
黒田 新士
18期生の黒田新士と申します。私は岡山大学病院で外科医師として勤務しています。近年、医療の現場では、オプジーボやロボット手術などの画期的な医薬品・医療技術が注目を浴びる一方、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となることで生じる医療・介護、社会保障などにおける問題、いわゆる「2025年問題」への対策が急務となっています。この2025年問題に向けた医療制度改革において“地域医療”がひとつのキーワードとなっていますが、私は充実した地域医療の実現には次の3つが必要と考えています。①医師の確保、②医師の質の向上、③医師の適正配置。私が勤務する大学病院はこれらにおいて責任のある立場であり、私は岡山政経塾での体験を通して、自分自身の成長とともに魅力ある組織作りに必要な物事を学び、“人々が幸せに暮らせる町作り”に必要な充実した医療体制の構築に取り組みたいと思っています。1年間どうぞ宜しくお願い致します。
新屋 理沙
18期生の新屋 理沙と申します。兵庫県高砂市からの参加です。生まれは埼玉で、幼少期も学生時代も、結婚も職場も高砂です。高砂は結婚式で謡われる謡曲「高砂」の発祥の地で、とても歴史があります! 播州の秋祭りは盛大です!しかし少子高齢化が進み、私が子供の頃の人口10万人が、現在は9万人、2045年には6万5千人まで減少すると推測されています。しかし昨年、町から市になった自治体や人口増の田舎町も多々あります。行動も、視野も狭い自分を成長させたい!と入塾しました。せっかくの、おめでたい地名の「高砂」に暮らすのだからもっとこの街を元気にしたいと思っています。そのために、全国各地の成功例と失敗例に学び、高砂の未来をデザインしたいと考えています。岡山政経塾を支えて下さっている方々、先輩方、同期の皆さんとの出会いを大切に過ごしていきたいと思います。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
林 豊
 18期生の林 豊です。私は生粋の岡山人ではありません。しかし、これからずっと住み続けるであろう岡山に、もっと愛情を持ちたい、持つ必要があると考えていました。そのようななか、岡山政経塾のことを知り、入塾を望みました。ここ岡山政経塾で、志を高く持つ仲間達や先輩方と新たにつながり、狭まった自分の視野を拡げたい。また、各分野の最先端でご活躍される講師陣の薫陶を受け、自分を一から鍛え直し、自分自身の可能性を改めて拡げていきたいです。私はエコライフに興味があり、個人が無理なく行えるエコ活動を研究・実践テーマにしたいと考えています。『はれの国の岡山に加えて、『環境にもやさしい』岡山と言えるようにしたいです。そして1年後、岡山を自分のことのように語れる『真の岡山人』として生まれ変わっていることを目指します。1年間、何卒宜しくお願い致します。
樋口 豊
井原市から1年間学ばせていただきます、18期生の樋口 豊です。今、生まれ育ったふるさとを、少しでもより良い町にしたい想いをもって、地元市役所に勤務しております。私は、政治家や経済的強者等の権力者以外であっても、様々な立場から、適材適所の人材をもって、まちを良くすることができるはずという確信めいた想いがあります。そのために、まずは自分自身が幅広い視野と知識、見聞を深め、人間力に磨きをかけていきたく、入塾を決意いたしました。商工業の活性化や環境問題、教育の成功事例等の学びをしっかり活かし、自分の内面を見つめ直すとともに、今後の方向性を固めていく1年にしたいです。新しい世界と仲間との繋がりにワクワクしています。当塾に関わる全ての皆さま方へ、1年間どうぞよろしくお願いいたします。
松本 岳史
18期生の松本たけふみと申します。私は自営業のかたわら、地域貢献を行いたいとの気持ちから様々な団体や組織において活動を行ってまいりました。青年会議所理事長やコミュニティ協議会役員、PTA会長など様々な担いを経験させていただきました。しかしその中で感じたのは、現状維持の地域貢献は出来ても、根本的に住み良さや豊かさが実感できる運動には結びつかない限界でした。そこで市政に関わり笑顔溢れる豊かな玉野市の実現の為に、このたび玉野市議会議員に立候補し5月から議員として活動する機会に恵まれました。議員として活動するにあたり、熱意と思いだけでは務まらないとの想いから今回入塾を決意致しました。岡山政経塾で学ぶことによって、玉野市に対する思いを具体的な提案とできるよう、研鑽を重ね市政に取り組みたいと思います。一年間、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
山本 瀧湖
18期生の山本瀧湖と申します。兵庫県加古川市からの参加となります。今期で2期目となりました。2期目を選んだ理由としては自分自身がまだまだ未熟者であり、さらなる成長が岡山政経塾にあると感じたからです。また、この岡山政経塾には感性を磨く機会が多くあり良いものと粗悪なものを見極める目を養うことができます。全国の成功例からさまざまなものを学び、自分の住む地域の未来をどのようにして描いていくかを考え実行していきたいと思います。私は兵庫県とは違う個性的な店舗がたち並ぶ岡山県で良い刺激を受けていきたいです。そして、沢山の人たちとの出会いを大切にし、その中で自分の成長につなげていくことによって、私の住んでいる加古川市の活性化も夢ではないと思います。これから一年、自分の未来を見据え学んでいきたいと思います。福武塾長をはじめとする石川副塾長、小山事務局長、幹事の皆様、諸先輩方、何卒よろしくお願い申し上げます。
和田 万里奈
18期生の和田万里奈と申します。私は3年前に15期生として岡山政経塾で学びました。私にとって岡山政経塾は視野を広げ新しい価値観を持つ自分へ成長できる場であり、これまでの私の生き方に変化を与えてくれました。しかし、まだまだ知識や経験が未熟な身であり未来へ向けてもっと成長をし、地域へ貢献できる人間になりたいと思い再び政経塾で学ぶことを決意しました。「自分の住むまちを愛し、幸せなコミュニティを創る」を自分の志とし、目的地へ向けて挑戦を続けます。どうぞよろしくお願い致します。