岡山政経塾 チーム21

 

◆◆医療・福祉分科会◆◆
多様な先進性に富む岡山の医療・福祉
〜街づくり・地域づくりに繋がる岡山ブランドの確立を目指して〜

『医療・福祉分科会』

「目次」

 1.はじめに

 2.歴史(過去) 岡山の医療・福祉の今日に至る歴史

 3.多様性と先進性に富む岡山県の医療・福祉の現状(現在)
  A) 客観的データからみる岡山県の医療〜岡山の医療は本当に豊かなのか?〜
  B) 全国から注目される岡山の地域医療
  C) 岡山県における先進医療
  D) 岡山県の愛育委員について
  E) 岡山は育児がしやすい環境か?父親の育児参加を考える
  F) 岡山の医療福祉の源流 旭川荘
  G) “アクセスのしやすさ”が発展の鍵 〜高齢者福祉の現状〜
  H) 岡山県の児童福祉の現状と課題

 4.提言(未来)
  

1.はじめに

 「岡山は医療・福祉の先進県だよね。」岡山県に住む私たちがよく耳にする言葉です。
 しかし私たちは、郷土岡山で培われてきた医療・福祉の歴史や現状についてどれだけ語る言葉を持ち合わせているでしょうか?岡山で育まれてきた医療・福祉の現状についてどれだけ知っているでしょうか?

私たちチーム21医療・福祉分科会のメンバー9名は岡山政経塾に集い、岡山の医療・福祉の個性と魅力を再確認するところから取り組みを始めました。まずは岡山の医療・福祉がその長い歴史・育まれてきた文化の中でどのような変遷を経て発展してきたかを振り返り(過去)、次に岡山の医療・福祉の各分野の現状についてその魅力に着目しながら掘り起こし、再確認ました(現在)。そしてここ岡山の地で発展してきた素晴らしい医療・福祉を未来の魅力ある地域づくりに生かすために、今私たちが為すべきことについて提言をまとめました(未来)。


本論文を作成するにあたり、貴重な時間を割いて私たちに直接ご指導いただいた、岡山大学大学院医療政策学講座浜田淳教授、中国学園大学・中国短期大学松井圭三助教授、社会福祉法人旭川荘名誉理事長江草安彦先生に心から感謝の意を表します。